2015-04-01から1ヶ月間の記事一覧

思想としての仏教入門

19冊目 『思想としての仏教入門』 末木文美士著 仏教の入門書を連続で読破。既に一冊読んでいる分理解がしやすかったが、全体的に細かい事象に関する記述が多く、まだ自分が読むには少し難易度が高いと感じた。 知識としては知らないことばかりで例えば四十…

仏教の入門書

18冊目 『はじめての仏教 その成立と発展』 ひろさちや著 仏教とはどういうものなのかを、仏教がどう成立し、どのように発展してきたかを通して解説している本。 仏教の考え方とその考え方が生まれた背景を丁寧に説明していて非常にわかりやすい。 後半では…

モーム短編集

17冊目 『雨・赤毛 ーモーム短編集 Ⅰー』 イギリスの著名な小説家モームの短編『雨』、『赤毛』、『ホノルル』を収めた短編集 良い意味で古臭くなく、読者を裏切るような唐突な結末が印象的。 残り83冊! 雨・赤毛 (新潮文庫―モーム短篇集)作者: サマセット…

目に見えないもの

16冊目 『目に見えないもの』 湯川秀樹著 日本が誇る物理学者である湯川秀樹氏が序盤は理論物理学の概要について、後半は主に自分の生い立ちや考えについて述べている。 周りに感謝し、自分の専門でないことについては無知を認め、国のために尽くすことを厭…

レジリエンスの入門書

15冊目 『リーダーのための「レジリエンス」入門』 久世浩司著 NHK「クローズアップ現代」でも取り上げられたレジリエンスに関する入門書 レジリエンスとは「打たれ強さ」のことで、筆者が何人かのリーダーに行ったインタビューをもとに、レジリエンスとは何…

幸せに対する科学的考察

14冊目 『幸せはいつもちょっと先にある』 ダニエル・ギルバート著 熊谷淳子訳 人間の幸せに関して概念的な議論ではなく、あくまで科学的に追求し、その結果をまとめた書。 結論として幸せになる方法を伝授する本ではない。本書のまとめの言葉として、 幸せ…

2020年東京五輪に向けて

13冊目 『Think Ahead』 久木留毅著 日本オリンピック委員会情報戦略部門・部門長である著者が、スポーツ業界に今起きていること、そして2020年東京オリンピックに向けて日本が行わなくてはいけないことについて解説している。 スポーツのビジネス化という点…

フロー体験から考える仕事と生きがいについて

12冊目 『フロー体験とグッドビジネス 仕事と生きがい』ミハイ・チクセントミハイ著 大森弘訳 前回と同じくチクセントミハイ氏の書いたフロー体験についての本。本著では特に仕事と生きがいについてをフロー体験の見地を交えながら述べている。また、数多く…

フロー体験

11冊目 『フロー体験入門 楽しみと創造の心理学』ミハイ・チクセントミハイ著 大森弘訳 最近ポジティブ心理学に興味があり、ポジティブ心理学の一端を担うフロー体験について書かれている本書選んだ。 ポジティブ心理学とは簡単に言うと「普通の人が幸せにな…

パワーポイントの作り方

10冊目 『ドキュメント・コミュニケーションの全体感 上巻 原則と手順』 中川邦夫著 プレゼンでパワーポイントを作る必要があったので久しぶりに再読。 マッキンゼー出身の著者がドキュメントの作り方について、そもそもドキュメントを作る理由から一つ一つ…

ナイン・ストーリーズ

9冊目 『ナイン・ストーリーズ』J.D.サリンジャー著、柴田元幸訳 『ライ麦畑でつかまえて』で知られるサリンジャーの短編集。 少々難解な部分もあったけど、表現が独特で面白い作品。 できれば原書で読んでみたいなと。『ライ麦畑でつかまえて』もまだ読んで…