2020年東京五輪に向けて

13冊目
『Think Ahead』 久木留毅著

日本オリンピック委員会情報戦略部門部門長である著者が、スポーツ業界に今起きていること、そして2020年東京オリンピックに向けて日本が行わなくてはいけないことについて解説している。

スポーツのビジネス化という点では、日本は欧米に遅れをとっているんだなという印象を受けた。2020年東京五輪に向けてもっとスポーツ界にビジネスの世界で活躍している人が入ってくるとより盛り上がっていくんだと思う。

一番納得できた部分は

おそらく、2020年までに組織の変革と人材育成の制度を構築した組織だけが、2021年以降も残っていく。 理由は明確である。今後50年、これ以上の機会は日本に訪れないだろう。国が法律や予算措置の見直しを含めて、これだけスポーツに関与することは、前回の東京オリンピック以来なかった。すべてのスポーツ関係者がこのときを変革の機会ととらえ、行動を起こさなければ何も変わらないだけでなく、衰退の一途をたどってしまう。

2020年は間違いなく大きな契機となるので、それを活かさない手はないし、同時に2020年後も考えていかなくてはいけない。

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Think Ahead ―トップスポーツから学ぶプロジェクト思考―

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