フロー体験から考える仕事と生きがいについて

12冊目
『フロー体験とグッドビジネス 仕事と生きがい』ミハイ・チクセントミハイ著 大森弘訳

前回と同じくチクセントミハイ氏の書いたフロー体験についての本。本著では特に仕事と生きがいについてをフロー体験の見地を交えながら述べている。また、数多くの経営者へのインタビューから、経営者が従業員により気分良く、能力を生かして働いてもらう方法について考察している。

本著でもフロー体験が起きる条件、明確な目標、すぐ伝わるフィードバック、スキルとチャレンジのバランス、が重要な考え方になる。この3つが仕事に組み込まれていれば、従業員であれ経営者であれ、満足感高く仕事ができるということである。

そう考えると所謂職人と呼ばれるような人たちはこの3つを常に感じているから、仕事がすきになるし、その結果として職人技は生み出されてきたのかなとも思う。

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フロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがい

フロー体験とグッドビジネス―仕事と生きがい