5月に読んだ本

一冊一冊まとめている時間がとれなさそうなので。5月に読んだ残りの本の一覧。

25冊目
「ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門」坪田一男
ポジティブ心理学について非常によくまとまっていて、なおかつ著者の専門である健康にも着目して書かれていて非常に中身の濃い一冊。

ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門 (文春新書 851)

ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門 (文春新書 851)

26冊目
「会社を変える分析の力」河本薫
分析の仕事を長くされている著者が、実際に分析をする際に重要となる点について語っている。分析はあくまでも手段であって目的ではないという、分析をする上で忘れてはならないことを再確認できた。

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

27冊目
「入門 哲学としての仏教」竹村牧男
仏教を哲学的側面から評価した一冊。仏教がいかに今日的な考え方に通じるものであるかについて述べている。

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

28冊目
「 AIの衝撃」小林雅一
今年出版され書店の店頭でも見かける機会の多い本。AIについて前半はその概念と主に機械学習についてを後半はAIを取り巻く米国を中心とした世界の動きについて述べている。専門的な用語を多用していないためAIについて知識がない人にとっても入門書として適している本。個人的には本書の最後に述べられている世界観には共感する部分が多かった。

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

29冊目
アルゴリズムが世界を支配する」クリストファー・スタイナー著、永峯涼訳
アルゴリズム」に焦点をあて、序盤は特にウォール街においてそれがどのようにして導入され、ウォール街を支配していったかについてをトーマス・ピーターフィーの人生を通じて述べている。その後はアルゴリズムが使われるようになった音楽の評価、アルゴリズムによる作曲、医療への応用、コールセンターへの応用など、それぞれアルゴリズムの開発者に焦点をあてながら、今世界でどのようにアルゴリズムが使われているのかについて書かれている。分量としては少し多いが非常に面白い本。

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

これで5月は目標を上回る10冊を達成。引き続き百冊を達成できるように頑張りたい。