生き方を考える

3冊目
『生き方』稲盛和夫
3冊めは少し啓蒙的な内容の本を選択。京セラ、KDDIを設立した稲盛和夫氏による書名の通り『生き方』の考察。
考え方としては仏教的なものが中心となっていて、それに稲盛氏の実体験を交えながら書かれている。
読むと身が引き締まる、そんな本。

本書の最後にある

一生懸命働くこと、感謝の心を忘れないこと、善き思い、正しい行い努めること、素直な反省心でいつも自分を律すること、日々の暮らしの中で心を磨き、人格を高めつづけること。すなわち、そのような当たり前のことを一生懸命行っていくことに、まさに生きる意義があるし、それ以外に、人間としての「生き方」はないように思います。

この部分が稲盛氏の哲学がまとめられていると感じた。
考えさせられることの多い一冊。

残り97冊 !

生き方―人間として一番大切なこと

生き方―人間として一番大切なこと