7月に読んだ本まとめ

44冊目 「90分でわかるハイデガー」 ポール・ストラザーン著

90分でわかるハイデガー (90分でわかるシリーズ)

90分でわかるハイデガー (90分でわかるシリーズ)

45冊目
「みんなのビッグデータ」 ネイサン・イーグル著

みんなのビッグデータ: リアリティ・マイニングから見える世界

みんなのビッグデータ: リアリティ・マイニングから見える世界

46冊目
「ヤバい統計学」 カイザー・ファン著

ヤバい統計学

ヤバい統計学

47冊目
「NUMERATI」 スティーヴン・ベイカー著

NUMERATI(ニューメラティ)  ビッグデータの開拓者たち

NUMERATI(ニューメラティ) ビッグデータの開拓者たち

48冊目
コインロッカー・ベイビーズ (上)」 村上龍

コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

コインロッカー・ベイビーズ(上) (講談社文庫)

49冊目
コインロッカー・ベイビーズ (下)」 村上龍

コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)

コインロッカー・ベイビーズ(下) (講談社文庫)

50冊目 「どうせ死ぬのになぜ生きるのか 」 名越康文

51冊目
「データ解析の実務プロセス入門 」 あんちべ著

データ解析の実務プロセス入門

データ解析の実務プロセス入門

52冊目 「ナンバーセンス」 カイザー・ファング著

ナンバーセンス ビッグデータの嘘を見抜く「統計リテラシー」の身につけ方

ナンバーセンス ビッグデータの嘘を見抜く「統計リテラシー」の身につけ方

53冊目
「確率論と私」 伊藤清

確率論と私

確率論と私

54冊目
統計学を拓いた異才たち」 デイヴィッド・サルツブルグ著

統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫)

統計学を拓いた異才たち(日経ビジネス人文庫)

以上11冊。半分突破。ペースとしては全く問題ないので、このまま100冊にむけて突き進みたい。

残り46冊!

6月に読んだ本まとめその1

またまた一冊ずつまとめる時間はなさそうなので6月に読んだ本を一覧としてまとめる。

30冊目
「時代を読むマーケティング戦略」岩崎宇雄著

成熟した時代においてマーケティング戦略をどのように考えればいいかを、マーケティング分野の歴史を紹介しつつ解説した本。

時代を読むマーケティング戦略 後期成熟時代のマーケティング

時代を読むマーケティング戦略 後期成熟時代のマーケティング

31冊目
人工知能は人間を超えられるか」 松尾豊著
日本の人工知能研究における第一人者である東京大学の松尾氏が、人工知能の分野においてブレークスルーとなったDeepLearningについて解説し、また人工知能研究の過去と未来について語っている本。DeepLearningの説明が非常にわかりやすく、この本を読めば今の人工知能研究概要がつかめると感じられた。

32冊目
「「就活」と日本社会ー平等幻想を超えて」 常見陽平
今の日本の就職活動の現状について、データをもとに語っている本。前半は論文をもとにしていることもあり、やや淡白であるが、後半では「学歴フィルター」の存在を認め、弱者は弱者であるということを認め生存戦略をとるべきと主張している。

「就活」と日本社会―平等幻想を超えて (NHKブックス No.1227)

「就活」と日本社会―平等幻想を超えて (NHKブックス No.1227)

33冊目 「ハケンアニメ!」 辻村深月
久しぶりの小説。アニメ業界の「覇権」争いを4人の主人公それぞれの視点から描いている。誰か特定の人を安易に敵役にするのではなく、それぞれにそれぞれの人生・考え方があるということを感じさせるのが辻村氏らしい。とても楽しくよめた作品。

ハケンアニメ!

ハケンアニメ!

以下タイトルと作者のみ

34冊目
「V.T.R」 辻村深月

V.T.R. (講談社文庫)

V.T.R. (講談社文庫)

35冊目
「心」 高田好胤

心―いかに生きたらいいか

心―いかに生きたらいいか

36冊目
「データの見えざる手」 矢野和男
半年ぶりに再読

37冊目
「GIVE & TAKE」 アダムグラント著

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)

38冊目
大本営参謀の情報戦記」 掘栄三著

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

大本営参謀の情報戦記―情報なき国家の悲劇 (文春文庫)

39冊目
「読書の技法」 佐藤優

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

読書の技法 誰でも本物の知識が身につく熟読術・速読術「超」入門

40冊目
「これが「教養」だ」 清水真木

これが「教養」だ (新潮新書)

これが「教養」だ (新潮新書)

41冊目
「第三の脳 皮膚から考える命、こころ、世界」 傳田光洋著

第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

第三の脳――皮膚から考える命、こころ、世界

42冊目
「SEは死滅する」 木村岳史著

SEは死滅する もっと極言暴論編

SEは死滅する もっと極言暴論編

43冊目
「変わらないために変わり続ける」 福岡伸一

今月は目標を大きく超える14冊の本がよめた。一方でただ読むだけになってしまっているので、読んだあとどうまとめるかはもう少し考えていきたい。

残り57冊!

英語論文に使われている数学用語の日本語訳メモ

自分用にメモがてら公開。
英語論文を読んでいると特に数学用語でわからない部分が多いのでその日本語訳を残しておく。
数学用語に限らず論文で多く使われそうな単語や意味を誤ってとらえてしまいそうな単語もメモ。
増えてきたら整理する予定。

英語 日本語訳
bin ビン(ヒストグラムの階級)
decompose (成分・要素に)分解する
descretize 離散化する
discriminant 判別式
empirical 実験に基づいた
flux integral 積分
hyperplane 超平面
interaction 交互作用
interpretability 解釈性(解釈のしやすさ)
lemma 補助命題(定理)
monotonic 単調な
novel 斬新な・革新的な
preliminaries 準備
quadratic 2次の
redundancy 冗長性
submodular 劣モジュラ
subset 部分集合
subspace 部分空間
tractable 扱いやすい
正式名称 日本語
DLR density-based logistic regression
KDE kernel density estimation カーネル密度推定

5月に読んだ本

一冊一冊まとめている時間がとれなさそうなので。5月に読んだ残りの本の一覧。

25冊目
「ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門」坪田一男
ポジティブ心理学について非常によくまとまっていて、なおかつ著者の専門である健康にも着目して書かれていて非常に中身の濃い一冊。

ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門 (文春新書 851)

ごきげんな人は10年長生きできる ポジティブ心理学入門 (文春新書 851)

26冊目
「会社を変える分析の力」河本薫
分析の仕事を長くされている著者が、実際に分析をする際に重要となる点について語っている。分析はあくまでも手段であって目的ではないという、分析をする上で忘れてはならないことを再確認できた。

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

会社を変える分析の力 (講談社現代新書)

27冊目
「入門 哲学としての仏教」竹村牧男
仏教を哲学的側面から評価した一冊。仏教がいかに今日的な考え方に通じるものであるかについて述べている。

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

入門 哲学としての仏教 (講談社現代新書)

28冊目
「 AIの衝撃」小林雅一
今年出版され書店の店頭でも見かける機会の多い本。AIについて前半はその概念と主に機械学習についてを後半はAIを取り巻く米国を中心とした世界の動きについて述べている。専門的な用語を多用していないためAIについて知識がない人にとっても入門書として適している本。個人的には本書の最後に述べられている世界観には共感する部分が多かった。

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

AIの衝撃 人工知能は人類の敵か (講談社現代新書)

29冊目
アルゴリズムが世界を支配する」クリストファー・スタイナー著、永峯涼訳
アルゴリズム」に焦点をあて、序盤は特にウォール街においてそれがどのようにして導入され、ウォール街を支配していったかについてをトーマス・ピーターフィーの人生を通じて述べている。その後はアルゴリズムが使われるようになった音楽の評価、アルゴリズムによる作曲、医療への応用、コールセンターへの応用など、それぞれアルゴリズムの開発者に焦点をあてながら、今世界でどのようにアルゴリズムが使われているのかについて書かれている。分量としては少し多いが非常に面白い本。

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

アルゴリズムが世界を支配する (角川EPUB選書)

これで5月は目標を上回る10冊を達成。引き続き百冊を達成できるように頑張りたい。

マイ仏教

24冊目
『マイ仏教』みうらじゅん

マイブームという言葉をつくったみうらじゅんさんが仏教について語っている本。
仏教の説明をしているというよりも、みうらじゅんさんの仏教に関するエッセイに近いので、あまり肩に力をいれず読める。

みうらじゅんさんの仏教に対する考えについいても述べられていて、個人的にすごくいいなと思ったのが、「自分なくし」という考え方。日本人はよく「自分探し」をしたがるけど、自分とは本来「空」であるので探しても見つからず、苦しくなってしまう。それなら考え方を変えて「自分をなくす」ことに注力すればいいんじゃないかとみうらじゅんさんは言っている。具体的に本文では

自分らしさへの可能性については熱心なのですが、「自分をなくす」可能性には目を向けません。自分をなくせば、変わることが簡単にできるし、それは思っているより悪いものではないかもしれません。
<略>

「自分探し」よりも「自分なくし」。これこそが、生きる上での大事な心構えなのです。

自分をなくせば簡単に変わることができるというのは、レジリエンスなんかにつながるのかもしれない。なにかと辛いことが多い世の中だからこそ、「自分なくし」という考え方は持ってていいんじゃないかと思った。

後は「南無阿弥陀」のように自分の念仏をもったらいいともおっしゃていて、みうらじゅんさんにとっての「南無阿弥陀」は「そこがいいんじゃない!」という言葉らしい。

言葉があることが原因で、他人との比較を生んでしまい、それが苦しみの原因だとするならば、それを逆手にとって、言葉を上手に使ってポジティブになれる方法もあるのではないかと思います。 私はどんなに辛いときも「そこがいいんじゃない!」と思うようにしています。

自分でも一つぐらい念仏をもってたいなと思う。エッセイで軽めの文章ではあるが、考えさせられるとろが多い一冊だった。

残り76冊!

マイ仏教 (新潮新書)

マイ仏教 (新潮新書)

ポジティブ心理学の入門書

23冊目
ポジティブ心理学入門』クリストファー・ピーターソン著 宇野カオリ訳

ポジティブ心理学についてその概説と、ポジティブ心理学に含まれる考え方について一つ一つ解説している。
少し分量が多く、入門書としては重たい印象もうける。ただ各章の最後にその章の内容に関するエクササイズが提案されていて、学んだことがすぐ実践につながるという意味では、ポジティブ心理学の考えとその実践方法が同時に学べるよい本だと思う。

今月も上々の滑り出しなのでとりあえず8冊は読めるようにしたい。

残り77冊!

ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法

ポジティブ心理学入門: 「よい生き方」を科学的に考える方法

仏教の身体感覚

22冊目
『仏教の身体感覚』久保田展弘著

仏教の入門書。身体感覚を通じて仏教について考えているが、仏教の全体的な枠組みについても非常にわかりやすく書いていて、入門書の一冊目としても適している。

これで仏教関係の本も4冊目なので、大分頭に入ってきた。テーマを決めて関連本を集中して読むということは続けていきたい。

残り78冊!

仏教の身体感覚 (ちくま新書)

仏教の身体感覚 (ちくま新書)